セラミドはラメラ構造を形成する角質層に存在する成分であり、これがないとラメラ構造は維持できません。そのため、セラミド不足はラメラ構造自体を崩壊させてしまいます。なぜセラミドが失われるのかを知って、事前にセラミド不足を防止してください。

私たちの肌は加齢と共に潤いを失っていきます。これは経験として知っている方も多いでしょう。その潤いの素になっているのがセラミドです。赤ちゃんの肌はふんわりとしてぷるぷるですよね。それは赤ちゃんの角質にセラミドがたくさん含まれているからです。生まれてからセラミドはどんどん失われていき、次第に乾燥肌へと近づいているのです。

年齢を重ねるごとに乾燥肌や肌荒れに悩む人が多くなるのは、セラミド不足が原因なのです。しかし、年齢と共に肌の状態が悪くなるのは多くの方が知っているでしょう。だからこそ、美容液や化粧水を使ってセラミドを補給する方がたくさんいるのです。欠かさずケアをしているという方も多いでしょう。

肌の状態を良好に保つ方法の1つに洗顔があります。肌が汚いと肌荒れやニキビの原因となるので、適切な洗顔が必要です。しかし、その洗顔こそがセラミド不足の原因となっているのです。

洗顔によって汚れを落としているつもりが、一緒にセラミドも落としてしまっているのです。加齢よりも洗顔の方がはるかに多くのセラミドを失う要因なのです。そのため、洗顔の際は「ゴシゴシと強く洗わない」「洗浄剤を使いすぎない」といった注意が必要です。

他にはセラミドが作られないといった要因もあります。私たちの肌はターンオーバーによって生まれ変わっているのですが、それが乱れるとセラミドが作られず結果としてセラミド不足になります。

様々な要因でセラミド不足は起こるので、そうならないためにも適切な肌のケアをしてあげなくてはいけません。

化粧水をつける際には、手のひらを意識してケアを行いましょう。手のひらの膨らんでいる部分である親指の付け根、小指の付け根、人差し指から中指の付け根の3箇所を利用して、肌を覆うように化粧水を浸透させていくのがおすすめです。

しかし、注意するべき点もあります。それは手のひらを使って顔を覆うと覆いきれない部分が出てくるところです。肌をゴシゴシ擦らずに優しくケアをするのは大切ですが、ケアできていない箇所があっては意味がありません。そのため、パーツごとにケアをしていくという意識を持ってください。各パーツ10秒ずつくらいでケアをしていくのがおすすめです。鼻周りやまぶた周辺は指を使ってケアをします。

また、力任せに肌に圧力を加えるのは避けましょう。化粧水や化粧品が付着した手を肌に密着させる程度のイメージで大丈夫です。力を入れてしまうと肌トラブルの原因にもなりかねません。

化粧水を肌に浸透させるために2～3分は時間がかかるので、その間に顔の血行をよくしましょう。やり方は簡単で両手をこすり合わせて手のひらを温め、目を閉じ両目を覆うように手のひらを顔に被せればOKです。

肌のケアといえばしっかり洗うこと、と考えている方も多いかもしれません。しかし、それは大きな間違いです。強く洗えば洗うほど肌はダメージを受けます。肌がダメージを受ければ、セラミドが失われ肌荒れが起こります。肌を守るための行為で肌を傷つけては意味がありません。

だからこそ、ここで紹介した手のひらを使った優しいケアがおすすめなのです。何も考えずに洗顔や化粧水を利用していたという方は多いでしょう。優しい肌のケアを学んで、実践してみてください。

肌のケアを勘違いしている方は非常に多いです。どういった理由で肌トラブルが起こるのか、それだけを理解していれば正しい肌ケアに自ずとたどり着きます。力任せに肌ケアを行うのはむしろ逆効果です。正しい肌ケア方法をしっかりと把握して、肌トラブルを防ぐようにしましょう。

毎日の肌ケアに使えるラメラ構造化粧水をお探しなら、A.M.J.KUDOSの化粧品をご活用ください。セラミドなどの美容成分を配合した保湿効果の高い、100%ラメラ構造のモイストローションやクリームを販売しています。保湿力の高い化粧品をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。